2014年4月3日

iPhoneで望遠撮影 -6:三脚・雲台

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さて、安値な中型三脚では、ブレがひどくてまったく話にならないことを思い知らされたので、改めて三脚と雲台を揃えました。


●三脚
Manfrottoマンフロット 055XB(メーカー製品サイト)
これで三脚に起因するブレは、ほぼ解消しました。
以上!


●雲台
問題は、雲台。
ビデオ雲台も考えましたが、どうせならジンバル雲台を買ってしまえ!と、思い切りました。
(ジンバル雲台:上下・左右の回転軸が重心と一致するため、どこに動かしても重心移動がなくロックしなくても止まる)
それほど頻繁に撮影に出かけられるわけではないので、そんなに高価な雲台は必要ないとも考えましたが、逆に、撮影できる機会が少ないからこそ、その少ない機会を最大限に生かすために、今でき得る限りの準備をしようと考えました。


SIRUI PH-20(メーカー製品サイト)
値段も比較的安く、二通りの設置の仕方ができるので、使い方をいろいろ試せそう。
・カメラ台に取り付ける場合

・アームのチルト軸に取り付ける場合
現段階での操作感の印象は、どちらの設置方法でも慣れてしまえば変わりません。

買う前に気がかりだったのが、パンハンドル。
多くのジンバル雲台にはパンハンドルがありません。
BENRO GH-1Pデジスコドットコムのジンバル雲台(それぞれのメーカー製品サイトへ)が、別売りで用意されているくらいです。
果たして、ジンバル雲台にパンハンドルは必要なのかどうか?
これも実際に使ってみないと分かりません。

●製品の詳細
・使わないだろうけど、満足度は高いケース付き!
造りもしっかりしていて、しかも、ストラップまで付いている。

SIRUIは中国のメーカーということですが、品質は高そうです。
アーム部分がカーボン製ということですが、他にジンバル雲台を触ったことがないので、それによる違いは正直わかりません。

・付属の六画レンチにも、社名が刻印されています。

・クイックシュープレート
1/4ネジが二つ、1/4→3/8変換ネジが一つ付いています。


●実際に使ってみて

・ブレがない!
これで、雲台を操作するたびにブレが収まるのを待つようなことがなくなった!
また、iPhoneの画面をタップしてもブレない。

・パン(左右方向)/チルト(上下方向)の動き
他メーカーのもので、Amazonのレビューに、パンのロックを緩めると軽くなりすぎて使いにくいと書かれてあり不安でしたが、このSIRUI PH-20は緩めてもスカスカになるようなことはありません。
チルトも、いっぱいに緩めても適度なフリクションがあります。
しかし、この「適度」と思ったフリクションも、後々「重い」と感じるうようになるのですが。

望遠となると、手元で少し動かしただけでも、画像は大きく動いてしまいます。
特にチルトは、もう少し緩くというか、滑らかというか、もっとフリクションの調整幅が大きければいいのに、と思いました。

デジスコドットコムのジンバル雲台を触らせてもらう機会があったのですが、いい意味で緩かったです。
デジスコ上級者になると、フリクションはユルユルにして使っているそうです。
そもそもジンバル雲台は、やじろべえみたいに重心を取ることによってバランスを保つわけだから、ユルユルでもいいということです。


ともあれ、ジンバル雲台は、撮影する際にチルト・パンをロックする必要がないので、ロック時のズレに悩まされることがありません。
動かしたところで、ピタッと止まってくれる。
これで、ブレが収まるのを待ったり、ロック時のズレを修正したりしているうちに、鳥が飛び去ってしまうようなことも減りそうです。
(依然として、ピントを合わせているうちに飛んでいってしまいますが)

しかし、パンのロックを完全にフリーにしていると、少しの傾斜でも低い方へと回転していってしまいます。
水準器で、ちゃんと水平を取らなければ。
でも、どこに水準器をつけようか。

水準器……

あっ、あるやん!


iPhoneで望遠撮影 -1:フィールドスコープ(機材について)
iPhoneで望遠撮影 -3:野鳥撮影(ピントについて)
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